10周年記念講演会
24時間宅老所 新田の楽さん家
2010/01/22
楽さん家は昨年の11月11日にめでたく10周年を迎える事が出来ました。
そこで感謝の気持ちを込めて、12月19日(土)にデザインプラザ防府で10周年記念講演会を行い、記念誌を発行する事が出来ました。当日寒波が襲ってきましたが、会場に足を運んで下さった方有難うございました。
今回のブログは、グループホーム管理者嶋田による事例発表をお伝えしようと思います。
タイトル:「人生一回」
「楽さん家で過ごした10年と自分の人生を振り返り、後悔した関わりです。ある入居者Iさん(男性)と関わりその方が亡くなった時に自分を襲った悲しみ・・・、後悔・・・。お葬式の後、施設長が言った一言「・・・。後悔してないな?」亡くなった後に後悔した事を感じた。その後悔を経て、その後自分と見つめ合い、入居者の関わりには絶対に手を抜かない!!もう二度と後悔はしたくないから・・・。
Iさん今の僕を見ていますか? 今の僕はどう映っていますか? いつか会えたら胸を張って会える様にこれからも楽さん家で頑張って、入居者の「幸せ」を支えていきたいと思います。」
その後、楽さん家の入居者のIさん(女性)【入居されて約10年・・・。嶋田と共に泣き・笑い過ごしてきた方】がサプライズで花束を手渡し、嶋田が嬉し泣きする場面も。
「人生一回」会場に掲げられたタイトル用紙に力強く書かれた文字。これは新田のデイサービス利用されている方の御家族が嶋田の今回の講演の為に書いて下さいました。講演が終わった後も、グループホームの食堂に大切に飾っています。
最後になりましたが、皆様に支えられて10周年を迎える事が出来ました。これからも楽さん家は、皆様のお力を借りながら入居者の方を支えていきたいと思います。今後とも宜しくお願い致します。